2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしは研究室に、独自の表記法で書き綴った実験ノートを、また初期の計算ノートを、置いてきた。わたしはソースコードと解析結果を、実験セルを残してきた。なにも告げず、さようならとも、また会いましょうとも言うことなしに――。そして何よりも、あの日…

そうか,大学を去るというのは故郷を永久に喪うという意味だったのか.つまり俺はアゴタ・クリストフ.

ずっと大学にいられれば良かったのにと思ったが(略).無能が憎い.

タイム涼介の「アベックパンチ」上中下.熱い.

わたしはハンガリーに、秘密の表記法で書き綴った日記を、また初期の詩篇を、置いてきた。わたしは兄と弟を、両親を残してきた。なにも告げず、さようならとも、また会いましょうとも言うことなしに――。そして何よりも、あの日、一九五六年の十一月末のあの…

「どちらでもいい」に引き続いて「文盲」. 「あの子は、本ばかり読んでいて、ちっとも……をしない」何をしないというのか?

screen を入れた.今までは putty を二つ開いたり emacs で C-x 2 して M-x shell とかしていたが何となく.Esc を C-o にバインド.LANG="ja_JP.UTF-8" で man すると文字化けしたりビジュアルベルのせいで putty が点滅したりと面食らったが適当に解決.na…

二十年間の間、私はひとつの灰色の不在でしかなかった

「昨日」に引き続いて「どちらでもいい」. あなたはもはや何も話したくはなく、ただ、何かを想い出したかったのだ。だが、何を想い出せばいいのか、あなたには分からなかった。想い出せることがなかったのだ。あなたの想い出、あなたの青春、あなたのエネルギー…

cron が実行されません><.としばらく悩んでいたのだが python が pyrhon になっているだけだった.root 宛のメールを読んでなかったから気付かなかった.

togetter の存在意義がほんとに謎.読んで理解できたことがない.人に言わせると twitter 上の議論をまとめ(略).twitter で革新的だったのは字数制限でも@でもなくて「タイムライン」という幻想を既成(略).2ch も「集団」という幻想を共有することで(略).明…

アゴタクリストフの絶望は夏への扉の喪失を知っていること.

(略)小さな袋に入った白い粉末、村の薬剤師が私たち用に調剤した鎮静剤を売っている。私はそれが何であるのか知らない。が、ときどき買っている。その粉末を飲んでおくと、一日が早く過ぎる。自分をみじめに感じる度合いが小さくて済む。粉末は値段が高くな…

あたかも眠っているかのように、私は顔を両手の中に埋める。実は涙を隠すためにそうしているのだ。私は泣いている。もう灰色の作業着は着たくない、もうタイムカードは押したくない、もう機械を作動させたくない。私はもう働きたくない。私は灰色の作業着に…

ひとつの空白が私の内部に忍び込み、居坐ってしまった。私はうんざりした気持ちになっていた。もはやどんな意欲も抱いていなかった。進学する気もなく、毎日やって来て母を抱くあの農夫たちのもとで働く気もなかった。したいことは一つしかなかった。出てい…

「第三の嘘」に引き続いて「昨日」.そこにシビれる! あこがれるゥ!

仕事で「社会貢献」とか言い出すバカは一体何なの.会社に居続けたせいで脳の腐った老人はともかく,三十前後ですら言い出す輩がいるから困る.お前らは出世する側だろうけどそう言うこと言い出すなら俺は出世したくねーっていう.あと出来る人間から辞めてく…

「ふたりの証拠」に引き続いて「第三の嘘」.読む度に登場人物の絶望ポイントが増えてゆく.

AMD の 8 core CPU には期待.